CentOS 6.7にOracle Database 11gR2をインストールするための事前準備ができましたので実際にインストールしてみます。
- oracleでログイン
- インストーラーの実行
- セキュリティ・アップデートの構成
- インストール・オプションの選択
- ノードの選択
- 製品言語の選択
- データベース・エディションの選択
- インストール場所の指定
- インベントリの作成
- 権限付きオペレーティング・システム・グループ
- 前提条件チェックの実行
- サマリー
- 構成スクリプトの実行
- 終了
インストール・ユーザとして事前に構成したoracleでログインします。
解凍してできたフォルダdatabaseにある./runInstallerを実行します。
インストーラーが文字化けしているのと、何か警告が出ているようです。
警告はhostnameが名前解決できないと言うものなので取り敢えず/etc/hostsに記述しました。
文字化けはこちらのサイトを参考にさせて頂きました。
UbuntuにOracle 12cを入れようとして文字化けしたOUIとDBCAを日本語にする
http://d.hatena.ne.jp/necoyama3/20150417/1429315171
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$ rpm -qa | grep jdk java-1.7.0-openjdk-devel-1.7.0.101-2.6.6.1.el6_7.x86_64 java-1.6.0-openjdk-1.6.0.38-1.13.10.0.el6_7.x86_64 java-1.6.0-openjdk-devel-1.6.0.38-1.13.10.0.el6_7.x86_64 java-1.7.0-openjdk-1.7.0.101-2.6.6.1.el6_7.x86_64 |
JAVA OpenJDKの場所を指定してインストーラーを起動します。
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$ ./runInstaller -jreLoc /usr/lib/jvm/jre-openjdk/ |
今回は「データベース・ソフトウェアのみインストール」を選択しました。
データベースはOracle Database Configuration Assistant(DBCA)を使用して後で作成します。
「単一インスタンス・データベースのインストール」を選択します。
「Standard Edition(4.22GB)」を選択します。
「データベース管理者(OSDBA)グループ」と「データベース・オペレータ(OSOPER)グループ」を指定します。
i386プログラム関連がインストールされているかチェックしているようですが、i686をインストールしてあるので□すべて無視にチェックを入れて[次へ(N)]
いままでの指定項目の一覧が表示されます。[終了]でインストールが開始されます。
インストールの途中でrootユーザとしてスクリプトの実行が必要になります。
rootのターミナルを開いて下記のスクリプトを実行します。
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# /opt/oracle/oraInventory/orainstRoot.sh 権限を変更中 /opt/oracle/oraInventory. グループの読取り/書込み権限を追加中。 全ユーザーの読取り/書込み/実行権限を削除中。 グループ名の変更 /opt/oracle/oraInventory 宛先 oinstall. スクリプトの実行が完了しました。 # /opt/oracle/app/product/11.2.0/dbhome_1/root.sh Running Oracle 11g root.sh script... The following environment variables are set as: ORACLE_OWNER= oracle ORACLE_HOME= /opt/oracle/app/product/11.2.0/dbhome_1 Enter the full pathname of the local bin directory: [/usr/local/bin]: Copying dbhome to /usr/local/bin ... Copying oraenv to /usr/local/bin ... Copying coraenv to /usr/local/bin ... Creating /etc/oratab file... Entries will be added to the /etc/oratab file as needed by Database Configuration Assistant when a database is created Finished running generic part of root.sh script. Now product-specific root actions will be performed. Finished product-specific root actions. |
スクリプト実行後に「構成スクリプトの実行」の[OK]をクリックします。
これでOracle Databaseのプログラムがインストールできました。