CentOS 7 pypolicyd-spfを導入したらエラーでメール受信できない

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先日、CentOS 7にpypolicyd-spfを導入しました。

CentOS 7のPostfixにSPFを導入

運用を開始すると外部からのメールがエラーで受信できません。

ステータスコード 451を返してrejectしています。

探すと同じエラーが。
CentOS7でSPFチェック機能導入 Postfix pypolicyd-spf で動作させるとメールが届かなくなる
http://qiita.com/sin_w/items/fffc2bb565e9e3824518

バグなのか。
https://bugs.centos.org/view.php?id=12393

まだ修正されていなくて、最新の投稿だとpython-ipaddressモジュールがインストールされていると発生するらしいとのこと。

当面perl版policyd-spfを使うかってことでrepo dataが公開されています。
https://copr.fedorainfracloud.org/coprs/giesen/postfix-policyd-spf-perl/

さらに気になるメッセージもありました。

これについては下記の記事で解決しました。
postfix-policyd-spf-python クイックセットアップ
https://hgotoh.jp/wiki/doku.php/documents/quick/quick-0016

py-ipaddress と py-ipaddr が同居していると先のエラーが出力される。
py-ipaddress がなくて py-ipaddr がある環境だと先のエラーが出ないことを確認した。

対処方法としては /usr/local/bin/policyd-spf を書き換えてしまうのが一番早い。

2行を入れ替えるだけだがエラーは起きずに動作している。

同じように書き換えることで解決しましたが、根本的なバグがあるので現状は利用できないです。残念。

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