IdeaPad Duet Chromebookで他のLinuxコンテナを利用する-LXD

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IdeaPad Duet Chromebook(Chrome OS)のLinux機能を有効にして遊んでいるのですが、標準ではDebianコンテナがインストールされます。

Lenovo IdeaPad Duet Chromebook(Chrome OS)でLinuxを有効にする

そこで他のコンテナが利用できないか調べたらありました。
Using LXD on your Chromebook
https://ubuntu.com/blog/using-lxd-on-your-chromebook

上記のサイトを読むと、そもそもChromebookのLinux機能を有効にするとterminaと呼ばれる仮想マシンがインストールされ、その中にLXD(次世代Linuxコンテナマネージャ)が動作して、そこでLinuxコンテナが動いているとのこと。

有効にすることでGoogleが提供しているDebianベースのpenguinと呼ばれるコンテナが動作して、そのコンテナにはChrome OSデスクトップとやり取りできるように多数のデバイスとソケットが提供されている。
だからpenguinにGUIアプリをインストールするとランチャーに自動的に登録されるんですね。
ちょっと感激:-)

さて、それでは上記サイトを参考に他のコンテナを利用してみます。

  1. crosh terminalの起動
  2. Chromeブラウザで[ctrl]+[alt]+tを押してcrosh terminalを起動します。


  3. 仮想マシンterminaのシェルを実行
  4. 仮想マシンterminaのシェルを実行します。

    ここから直接LXDを操作できます。penguinは停止しています。

  5. 利用できるコンテナサーバ・コンテナの確認
  6. 標準で利用できるLinuxコンテナサーバ・コンテナの登録状況を確認してみます。

    https://images.linuxcontainers.org にアクセスするとimages:で利用できるコンテナが確認できます。
    またはコマンドでは下記になります。

  7. コンテナの登録
  8. 試しにKaliコンテナを登録してみます。

    Kaliコンテナのbashを実行してみます。

  9. penguinコンテナからLXDの操作
  10. コンテナの操作に毎回croshからvmcを経由してLXDを操作するのは煩わしくなるでしょうと上記サイトの筆者が言っています。確かにそうですね:-P
    そこでpenguinにLXDクライアントをコピーしてリモートでLXDを操作する方法が上記サイトにあります。

    1. LXDのネットワークリッスンとパスワードの設定
    2. 下記のコマンドでLXDがネットワーク経由でのアクセス許可とパスワードを設定します。

    3. LXDクライアントの取得
    4. penguin(Debian)で動作するLXDクライアントはUbuntuコンテナに含まれているようなので登録します。

    5. LXDクライアントのコピー
    6. penguinからlxcの実行
    7. ターミナルからlxcでLXDのリモート操作できるように設定します。

LXDとか今回触るの初めてで参考サイトや色々なサイトを読みながら試行錯誤で何となく仕組みがイメージできた程度なので、用語の間違いなどあれば指摘して下さい。

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