Logical Volume Manager(LVM)でパーティション拡張

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論理ボリュームマネージャ(Logical Volume Manager、LVM)で構成されたVirtual Machineのパーティションを拡張してみました

仮想マシンの仮想ハードウェア構成は柔軟に変更でき仮想化のメリットの一つです
今回事前に用意されていたRHELのVMテンプレートで作成したのですが、HDDが45GBでした
これではさすがに少ないのでVHDを45GBから100GBに拡張しました

これ自体は仮想環境の管理ツールで簡単に拡張できますが、実際にOSに認識させるまでの手順をメモとして残します

参考にしたサイトです。すごく分かりやすかったです
Linux技術トレーニング 基本管理コース II
https://users.miraclelinux.com/technet/document/linux/training/2_2_3.html#training2_2_3

Linux サーバ構築 ( Fedora Core5 ) – LVM
http://www.systemo.net/fc5-12-lvm-extend.html

なおこの方法はかなり危険と思われます。あくまでも自己責任でお願い致しますm(__)m


VHDを45GBから100GBに拡張した状態。リモート作業だったためにLevel3で行いましたがコンソールが利用できるならシングルユーザモードが安全だと思います

  1. fdiskで物理ボリュームの拡張
  2. fdiskで物理ボリュームの拡張を行います

    Partition 2を削除

    Partition 2を作成(領域を最大まで拡張します)

    IDを83から8eに変更

    パーティション情報書き込み

    確認

    再起動で起動できればここまではOKです

  3. pvresizeでFree領域を拡張
  4. lvextendで論理ボリュームの拡張
  5. /パーティションの27GBを50GBに拡張します

    /varのパーティション9.9GBに残り空き容量すべてを追加します

  6. resize2fsでファイルシステムの拡張
  7. ここまで作業してもまだファイルシステムは拡張していません

    拡張します

  8. 確認
  9. パーティションを確認します

LVMで柔軟なパーティション構成の変更ができるのは有り難いですが、一歩間違うとデータが吹っ飛ぶ可能性もあるので細心の注意が必要ですね

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