Windows 2008 R2 ADにWindows 2019 DCを追加、FSMO移行

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ちょっと気になる記事を見たのでWindows server 2008 R2のActive DirecotryにWindows Server 2019 DCを追加、FSMO移行を検証してみました。

How to add Windows 2019 server to 2008 R2 and migrate DC
https://serverfault.com/questions/955401/how-to-add-windows-2019-server-to-2008-r2-and-migrate-dc

この記事にはSMB 1.0を有効にするとあるんだけど。

検証環境
・Domain: example.jp
・DC: WIN2008R2.example.jp
・OS: Windows Server 2018 R2 Standard 評価版
・OS Ver.: Microsoft Windows [Version 6.1.7601]
・Windows Update: 2019/05/09
・SMBv1: 有効 SMBv2: 有効

ドメイン構成は下記で作成しています。

新しいフォレストの最初の Active Directory ドメイン コントローラーとしてこのサーバーを構成します。
新しいドメイン名は “example.jp” です。これは新しいフォレスト名にもなります。
ドメインの NetBIOS 名は “EXAMPLE” です。
フォレストの機能レベル: Windows Server 2008 R2
ドメインの機能レベル: Windows Server 2008 R2
サイト: Default-First-Site-Name
追加オプション:
読み取り専用ドメイン コントローラー: “いいえ”
グローバル カタログ: はい
DNS サーバー: はい
DNS 委任の作成: いいえ
データベースの場所: C:\Windows\NTDS
ログ ファイルの場所: C:\Windows\NTDS
SYSVOL フォルダーの場所: C:\Windows\SYSVOL
DNS サーバー サービスはこのコンピューターにインストールされます。
DNS サーバー サービスはこのコンピューターに構成されます。
このコンピューターは、この DNS サーバーを優先 DNS サーバーとして使用するように構成されます。
新しいドメイン Administrator アカウントのパスワードはこのコンピューターのローカル Administrator アカウントのパスワードと同じものに設定されます。

追加のDC
・Workgroup
・Hostname: WIN2019
・OS: Windows Server 2019 Standard 評価版
・OS Ver.: Microsoft Windows [Version 6.1.7601]
・Windows Update: 2019/05/09
・SMBv1: 無効 SMBv2/v3: 有効

  • Active Directory ドメインサービス構成ウィザード
  • AD機能を追加後に「Active Directory ドメインサービス構成ウィザード」で追加のDCとして構成しました。



    Windows 2018 R2で構成されたActive DIrectoryのフォレストを自動でアップグレードして、Windows 2019をDCとして追加できました。
    まったくエラーも無かったんだけど。

    フォレスト機能レベル、ドメイン機能レベルはWindows 2008 R2です。

  • FSMOの移行
  • Windows 2008 R2のFSMOをWindows 2019に移行してみます。
    今回はPowerShellでFSMOを移行しましたが簡単ですね

もしかしたら、Windows Server 2018 R2でWindows Updateの適用状況によってはSMBv1を有効にしないとエラーになったりするかも知れないですね。

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