WebベースのLinux管理ツールではオープンソースのwebminが以前からありますが、商用ではHDE Controllerがあります。
HDE Controller
https://www.hde.co.jp/controller/
機能一覧
https://www.hde.co.jp/controller/features/
動作ソフトウェア環境
https://www.hde.co.jp/controller/requirements/
今回はHDE Controller X PROの評価版をインストールしてみました。
評価版での機能制限は無く60日間利用できます。
評価版は下記のサイトからユーザ登録することで、登録メールアドレスにダウンロードURL等が記載されたメールが届きます、
HDE Controller ご購入前お問い合わせ、評価版ダウンロード
https://www.hde.co.jp/controller/support/inquiry.html
今回ダウンロードしたのはHDE_Controller_10.0-8P16_20141022151221.tgzです。
これを適当なところにコピーします。
- 解凍
- インストール
- 必要プログラムをインストール
- インストール
- 管理画面にアクセス
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[root@host01 ~]# tar xvfz HDE_Controller_10.0-8P16_20141022151221.tgz HDE_Controller_10.0/ HDE_Controller_10.0/lc-install HDE_Controller_10.0/RPMS/ (snip) |
必要なプログラムが無くてエラーです。
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[root@host01 ~]# cd HDE_Controller_10.0 [root@host01 HDE_Controller_10.0]# ./lc-install エラー: quota は HDE Controller に必要とされています。 エラー: dovecot は HDE Controller に必要とされています。 エラー: bind は HDE Controller に必要とされています。 エラー: bind-chroot は HDE Controller に必要とされています。 エラー: tcp_wrappers は HDE Controller に必要とされています。 エラー: finger は HDE Controller に必要とされています。 エラー: xinetd は HDE Controller に必要とされています。 エラー: vsftpd は HDE Controller に必要とされています。 エラー: pam_ldap は HDE Controller に必要とされています。 エラー: fprintd-pam は lcserver-php53_pam に必要とされています。 |
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[root@host01 HDE_Controller_10.0]# yum install bind bind-chroot quota dovecot tcp_wrapper finger xinetd vsftpd pam_ldap fprintd-pam (snip) インストール: bind.x86_64 32:9.8.2-0.37.rc1.el6_7.7 bind-chroot.x86_64 32:9.8.2-0.37.rc1.el6_7.7 dovecot.x86_64 1:2.0.9-19.el6_7.2 finger.x86_64 0:0.17-40.el6 fprintd-pam.x86_64 0:0.1-22.git04fd09cfa.el6 pam_ldap.x86_64 0:185-11.el6 quota.x86_64 1:3.17-23.el6 vsftpd.x86_64 0:2.2.2-14.el6_7.1 xinetd.x86_64 2:2.3.14-39.el6_4 依存性関連をインストールしました: bind-libs.x86_64 32:9.8.2-0.37.rc1.el6_7.7 fprintd.x86_64 0:0.1-22.git04fd09cfa.el6 libfprint.x86_64 0:0.1.0-19.pre2.el6 libusb1.x86_64 0:1.0.9-0.6.rc1.el6 portreserve.x86_64 0:0.0.4-9.el6 tcp_wrappers.x86_64 0:7.6-57.el6 完了しました! |
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[root@host01 HDE_Controller_10.0]# ./lc-install |
ブラウザでhttps://HDE_Controller_IP:16590/にアクセスします。
httpsですがローカル証明書なので警告が表示されますが、そのまま接続して下さい。
またログインはインストール時に設定したlcadminのパスワードを入力します。
取り敢えず初期セットアップウィザードまでたどり着きました。
ただ、このウィザードを実行するとhttpd.confなど各プログラムの設定ファイルを書換えてしまうので、いつものようにエディタで編集すると整合性が取れなくなってエラーになったような気がします。
そもそも「エディタで編集」しないためにHDEを導入するのですが(^^;
ちなみにRed Hat Enterprise Linux 7.1で試したところ予想通りダメでした。
[root@rhel7 HDE_Controller_10.0]# ./lc-install
エラー: HDE Controller はこのディストリビューションをサポートしていません。