Windows Hyper-V環境の仮想マシンで検証が必要な場合が多くなってきたので、VMware Workstationの仮想マシンにHyper-V環境の構築を行いました。
環境
・VMware Workstation 15 Pro Version 15.5.6 build-16341506
・VM: Windows Server 2019 Standard(Evaluations) Version 1809(17763.475)
取り合えずそのまま「役割の機能と追加」でHyper-Vをインストールしたところエラーになりました。
systeminfoで確認すると
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Hyper-V の要件: ハイパーバイザーが検出されました。Hyper-V に必要な機能は表示されません。 |
調べると設定ファイルに追記すればできそうです。
Solved: How To Create Nested Virtualization Using Hyper-V In The Guest?
https://communities.vmware.com/thread/498837
仮想マシンを停止して*.vmxファイルに下記を追加しました。
hypervisor.cpuid.v0 = “FALSE”
mce.enable = “TRUE”
vhu.enable = “TRUE”
仮想マシンの設定でプロセッサの「仮想化エンジン」で下記項目を有効にしました。
・Intel VT-x/EPT またはAMD/RVIを仮想化
・CPU パフォーマンス カウンタを仮想化
・IOMMU(IOメモリ管理ユニット)を仮想化
仮想マシンを起動して「役割の機能と追加」でHyper-Vをインストールできました。
systeminfoではHyper-V環境が表示されました。
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Hyper-V の要件: VM モニター モード拡張機能: はい ファームウェアで仮想化が有効になっています: はい 第 2 レベルのアドレス変換: はい データ実行防止が使用できます: はい |