CentOS 7にyumでownCloudをインストール(SQLite)

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プライベートなオンラインストレージを構築できるownCloudをCentOS 7にyumでインストールしてみました。
取り敢えず使用するDBはSQLiteです。

ownCloud
https://owncloud.org/

Download
https://owncloud.org/install/#instructions-server

Note:
if you run ownCloud on Linux, using packages is recommended.

LinuxでownCloudを利用するならパッケージを推奨するってありますね。
何度かownCloudをインストールしましたが、確かに.tar.bz2からインストールする手間を考えると格段に違います。


テスト環境
・CentOS Linux release 7.1.1503 (Core)
・Kernel 3.10.0-229.4.2.el7.x86_64
・最小構成+開発ツール

ownCloudのレポジトリはopenSUSE Build Serviceにあります。
https://build.opensuse.org/

今回は下記のレポジトリを使用します。
https://software.opensuse.org/download/package?project=isv:ownCloud:community&package=owncloud
Image20150701155142

  1. wgetインストール
  2. CentOS 7を最小構成+開発ツールでインストールするとwgetが無いのでインストールします。

  3. ownCloudレポジトリインストール
  4. ownCloudレポジトリの内容

  5. ownCloudインストール
  6. 長いですがそのまま載せます。

  7. ownCloud httpd設定ファイル
  8. プログラムフォルダ
    /var/www/html/owncloud/
    データフォルダ
    /var/www/html/owncloud/data/
    になっています。

  9. Firewall設定
  10. Firewallでhttpを許可します。

  11. php.iniの設定
  12. 取り敢えず最低限のTimeZOneを設定します。

  13. httpdの起動
  14. ownCloudセットアップ
  15. http://ownCloud_Server/owncloud/にアクセスしてセットアップを実行します。
    管理者名、管理者パスワード、データフォルダ、使用するDataBaseを指定します。
    今回のインストールではSQLiteのみが使用できます。
    Image20150701162831

    本格的に運用するなら他のDataBaseを使用するように警告が表示されます。
    Image20150701162728

これでインストールは10分ぐらいで、取り敢えず試用はできるようになります。
以前のバージョンではできなかったWebブラウザでのdrag-and-dropも出来るようになったのでかなり使い勝手がよくなっていました。

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