Install ownCloud on NAS4Free

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VMware ESXi 5.1上にインストールしたNAS4Freeにプライベートクラウドストレージを構築できるオープンソースのownCloudをインストールしてみました

DropboxやGoogle Driveなどに重要なファイルや利用規約に抵抗がある場合は自前のサーバにインストールするだけで簡単にプライベートストレージが構築できる優れものです

NAS4Free
http://www.nas4free.org/

ownCloud
http://owncloud.org/

ownCloud Administrators Manual
http://doc.owncloud.org/server/5.0/admin_manual/installation.html

Prerequisites
To run ownCloud, your webserver must have the following installed:
php5 (>= 5.3)
php5-gd
php-xml-parser
php5-intl

And as optional dependencies:
php5-sqlite (>= 3)
php5-mysql
smbclient
curl
libcurl3
php5-curl

最新版はownCloud 5.0.5です

  1. NAS4Freeにログイン
  2. コンソールからshellでログインするか、sshを有効にしていればssh clientでNAS4Freeにログインします

  3. ownCloudをダウンロード
  4. fetchコマンドか、あるいはwgetをインストールしてあればwgetなどを使ってownCloudをダウンロードします。 今回はNAS4Freeに追加したディスク100GB(マウントポイント:/mnt/data1)にインストールします
    fetch

    wget

  5. 展開
  6. オーナーの変更
  7. Upload用ディレクトリ作成
  8. アップロード用ディレクトリを作成してオーナーをwwwに変更します

  9. WebGUIからログイン
  10. NAS4FreeのWebGUIからログインしてウェブサーバ設定を行います

  11. ウェブサーバ設定
  12. [サービス]-[ウェブサーバ]を選択した右上の[有効]にチェックします
    今回は/mnt/data1/owncloudをドキュメントルートに設定しました
    ポートは取り敢えず8080で設定しましたが80で稼働させたい場合はNAS4Freeの管理ポートを[システム]-[基本]から変更します

    ポート:8080
    ドキュメントルート:/mnt/data1/owncloud
    アップロードディレクトリ:/mnt/data1/upload

    補助パラメータにはアクセス制限を追加してあります
    ownCloudは.htaccessファイルでデータ保存領域へのアクセス制限を施してあるのですが、FAS4FreeのWebサーバは軽量なLighthttpdが組み込まれています

    Lighthttpd
    http://www.lighttpd.net/

    このLighthttpdには.htaccess機能が無いために下記の記述を追加して/mnt/data1/owncloud/dataへのURLアクセスを制限しています

  13. ウェブサーバ再起動
  14. [保存して再起動]をクリックしてウェブサーバを再起動します

これでインストールは終了です
次はownCloudにWebブラウザでアクセスして設定を行います

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