以前の記事でCentOS 7のIPv6を無効にする方法の記事を書きました。
Disable IPv6 of CentOS 7
https://www.rootlinks.net/2015/05/28/disable-ipv6-of-centos-7/
ところがCentOS 7のインストール後にこの設定を行ってもIPv6が無効になりません。
起動後、
sysctl -w net.ipv6.conf.all.disable_ipv6=1
sysctl -w net.ipv6.conf.default.disable_ipv6=1
を入力すると無効になります。
悩んだ挙句、ネットワークインターフェイスのIPv6が有効になっていると上記設定を行っても無効にならないようです。
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[root@host02 ~]# cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eno16777736 TYPE="Ethernet" BOOTPROTO="dhcp" DEFROUTE="yes" PEERDNS="yes" PEERROUTES="yes" IPV4_FAILURE_FATAL="no" IPV6INIT="yes" IPV6_AUTOCONF="yes" IPV6_DEFROUTE="yes" IPV6_PEERDNS="yes" IPV6_PEERROUTES="yes" IPV6_FAILURE_FATAL="no" NAME="eno16777736" UUID="946b320c-5a39-4a1f-8c67-322029a71a34" DEVICE="eno16777736" ONBOOT="yes" |
直接IPV6INIT=”yes”をIPV6INIT=”no”に書き換えてもいいのですが、直接編集するのは推奨されていないようなのでNetwork Manager Text User Interface – nmtuiコマンドで無効にしました。
[無視する]って言うのにちょっと違和感がありますが(^^
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[root@host02 ~]# cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eno16777736 TYPE="Ethernet" BOOTPROTO="dhcp" DEFROUTE="yes" IPV4_FAILURE_FATAL="no" IPV6INIT=no IPV6_AUTOCONF="yes" IPV6_DEFROUTE="yes" IPV6_PEERDNS="yes" IPV6_PEERROUTES="yes" IPV6_FAILURE_FATAL="no" NAME="eno16777736" UUID="946b320c-5a39-4a1f-8c67-322029a71a34" DEVICE="eno16777736" ONBOOT="yes" PEERDNS=yes PEERROUTES=yes |
これで起動からIPv6が無効になりました。
しかしCentOS 7はsystemdになってサービス関連の動作が変わってしまったので老眼SEにはハードルが高くなってしまいました(^^;;