ZabbixでMariaDBを監視する

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勉強も兼ねてZabbix applianceを導入してモニターしています。

Zabbix applianceをVMware ESXi 6.7にセットアップ

導入当時はZabbix appliance 3.0 TLSでしたが現在はZabbix 4.0.4までアップデートしました。

Upgrade Zabbix Appliance 3.4.14 to 4.0.0

さて導入当初から標準で用意されているMySQL監視テンプレートを組み込んでいたのですが、値の取得不可のまま放置していました。


ずっと気になっていたので真面目に設定してみました。

  1. Zabbix Agent用のDBアクセスユーザの作成
  2. Zabbix Agentが監視対象となるMariaDBの情報を取得するためにDBユーザを作成します。

  3. userparameter_mysql.confの編集
  4. /etc/zabbix/zabbix_agentd.d/userparameter_mysql.confを編集します。
    このファイルはDBステータスの取得項目と取得するためのDBアクセスユーザとパスワードが記述されたファイル.my.cnfの場所をHOMEで指定するものです。
    標準ではHOME=/var/lib/zabbixと指定されているので/var/lib/zabbix/.my.cnfからDBアクセスユーザ情報を取得することになります。

    /var/lib/zabbix/が無かったので/etc/zabix/.my.cnfを読み込むように設定変更(HOME=/etc/zabbix)をしました。

  5. .my.cnfの作成
  6. /etc/zabix/.my.cnfを作成します。

  7. Zabbix Agentの再起動
  8. ステータスの取得確認
  9. Zabbix Server側で値が取得できるか確認してみます。
    それらしい値が表示されているので大丈夫そうです。

暫くするとステータスがすべて有効になりました。


標準で用意されているグラフも表示されるようになりました。



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